保護者が同伴しない15歳未満の乗客のことを、航空業界の人は Unaccompanied Minor,
略して「アナカン」と呼びます。今年、一人で国際線に乗り、2週間、ハワイのサマーキャンプに行ってきた長男(中2)の、聞きかじりレポをおとどけします。
[YMCA
Camp Erdman]
YMCA Camp H.R. Erdman / North Shore of Oahu,
Hawaii
http://www.cmiregistration.com/user/splash.jxp?org=524
サーフィンスポットとして有名なオアフ島、North Shoreに広がる自然豊かな土地。YMCA Camp Erdman は、一般向けのファミリー・キャンプ場としても開放されています。敷地内には山、海、そしてそれにはさまれるかたちで点在するバンガロー。最新の設備、とはとてもいえない…どちらかというと、1926年オープンという歴史を感じさせるたたずまいですが、そんな中で、地元ハワイ、米国本土、そして世界各国からの子どもたちが元気に夏を過ごしています。
圧巻なのはなんと言っても豊かな自然。ウミガメや熱帯魚と一緒にサーフィンやシュノーケリングを楽しんだあとは、岩山に登ってマリンブルーの海岸線を一望する、というような毎日です。ただし、そんな環境ですから、夜になってバンガローの中で極彩色のムカデや大型のクモに出会っても、それはご愛敬ということですまさねばなりません。
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申込みはオンラインで、クレジットカードを使って、すませることができます。
申込み後、郵便で確認の書類が送られてきました。
さらに、キャンプの3-4週間前になると大きな封筒に入った、提出書類のパッケージが届きます。
健康診断フォーム(医師のサインをGETする必要、あり) や、到着便を知らせるフォームなど、重要な書類なので、すべて目を通し、記入し、ファックス又は国際宅配便で返送します。ファックス送信したあとは、送るのがたいへんなら、本人にオリジナルを持たせるということでもいいと思います。いずれにしても、手元に必ずコピーを残しておくこと。
[check point!!]
キャンプに提出する書類は、すべて手元にコピーを残しておくこと
子 ど も の 一 人 旅
子ども (14歳以下と思いますが、利用航空会社に確認して下さい)
を一人で国際線に乗せる場合、予約の際にその旨を告げます。出発当日は、チェックインカウンターで、保護者が書類(※)にサインし、60ドルの手数料を支払います。(成田での支払いは日本円でも、クレジットカードでもOKでした)
※ 書類に、ハワイの空港に迎えに来る人の名前、住所などを記載するので、メモを忘れずに
復路にも、この60ドルが必要なので、米ドルキャッシュを封筒に入れ、キャンプに提出する書類と共に子どもに持たせます。子どもにこれを持たせた旨を、メールなどでキャンプに伝えておきましょう。もし手違いで、帰りの60ドルを支払えなかったら、子どもは搭乗を拒否されるそうです。かといって、行きに成田で往復分を支払うということもできないそうなので、なにしろ「ちゃんとわたしなさい!」と言って、持たせるしかありません。(以上、2005年7月現在、ノースウェスト航空に問い合わせた際の返答)
チェックインすると、一人旅を示す紙のリストバンドを手首に巻いてくれます。
[check point!!]
国際線の子どもの一人旅、チェックイン時に必要なのは、到着地の空港で迎えに来る人の名前、住所、手数料(米ドル60ドル)、保護者のサイン
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ノースウェストのチェックインカウンターでチェックインするところ |
ノースの係員に付き添われて, 出国手続きへ向かうところ
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子どもの一人旅を示す赤い腕輪(これは帰国時に着けてきたもの)YMCA
CAMP ERDMANのTシャツで。
| 成田空港の夜景 |
機内で配られる入国書類は、あらかじめ記入してくれる旅行会社のサービスもありますが、手数料がかかるところも多いようです。私は、記入方法を書いたウェブサイトのプリントアウトを子どもに渡し、自分で記入するようにいいました。実際には、客室乗務員の方が、すばやく記入してくれたそうです。ここにも、現地での滞在先が必要なので、キャンプの住所をメモして持たせること。
[check point!!]
機内持ち込みの「お大事ものケース」には、パスポート、旅行者保険の手帖などの他、筆記用具、現地滞在先のメモ、復路便のメモなどを入れておくこと。
YMCAの人が空港まで迎えにきてくれます。看板を持って待っていてくれるので、すぐわかるそうです。あらかじめキャンプに提出した到着便についての書類に、子どもの特長を書く欄がありました。背丈(フィート)、目がね、髪型、なに色のT-シャツ、などの情報を書き込み、当日はそのシャツを着せて送り出します。
キャンプでは、子どもが現金を持ち歩くことは禁止です。あらかじめ親が決めた金額を「アカウント」に入れておき、その範囲内でキャンプストアーでの買い物ができます。
売っているものは、お菓子やジュースなどの他、T-シャツ、鉛筆、水筒などのYMCAのロゴ入りのおみやげ物。週末にWALMARTへの買い物ツアーがあったときにも、ここからお金をおろして使わせてくれたそうです。
私は50ドル入れましたが、2週間の滞在で十分すぎるほどだったらしく、残金の返金がないので(サンディエゴのYMCA Camp Marstonでは、残金は現金で返してくれましたが)
、最後に無理やり使い切ったそうです。
キャンプには、サーフィン、ゴルフ、スケートボードその他色々な種類がありますが、宿泊するキャビンには色々なキャンプの子どもが、一緒くたに、年齢によってざっくりわけられて暮らすそうです。キャビンには、だいたい二人のカウンセラー(大人)が同居します。
起床 6:00
サーフィンキャンプのメンバーは、一番の早起き。カウンセラーが起こしてくれます。サーフィンの支度を整え、食堂で朝食。「早いとシリアルの種類がすべて揃っていて嬉しい」とのこと。三文のトクですね。
サーフィン
バスに乗ってサーフィンをする浜に移動。キャンプそのものもオーシャンフロントの立地ですが、リーフ(珊瑚礁)
でサーフィンにはむかないからだそうです。サーフィンのインストラクターはYMCAが委託しているハワイのSUNSET SUSIE というサーフスクールの人々です。ロングボードを貸してくれて、親切に指導してくれるので、初心者でもOKだそうです。
[もちもの]
日焼け止め、ラッシュガード (レンタルあり) 、サーフシューズ (レンタルあり) 、海パン、大判ビーチタオル
「キャンプには洗濯機が2台しかないため、滞在中の全日程をカバーできるだけの衣類をお持ち下さい」と説明書に書いてありましたので、スーツケースに詰め込めるだけのTシャツ、タオル、下着などをつめましたが、過去の経験から、おそらく足りなくなるだろうと予想していました。なにしろ、ドロドロ、ぐちゃぐちゃになるのです。今回は、2週間の滞在の真ん中の週末に、ハワイ在住の知人がキャンプまで訪問してくれ、結局ホノルル市内のその人の家で週末を過ごさせてもらい
(YMCAには親の承諾を伝えることが必要) 、その際に洗濯をちゃっかりお願いし、余裕で折り返すことができました。しかし、このような助っ人が登場しなかった場合はどうなったのか…
。たぶん、キャンプで必要最低限の洗濯をさせてもらうことになっただろうと思うのですが、今後の研究に課題を残すこととなりました。
(ちなみにサンディエゴのYMCA Camp Marston などではコインランドリーがありました)
[本人の感想]
たのしかった〜 来年も絶対に行く。来年は4週間、行く。18才になったら、カウンセラーとして一夏過ごします。