ESSAY 01

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イマージョンプログラムは保護者の熱意で始まった..んですって!!

アルク刊「子ども英語」1月号 (2003年12月11日発売)に、私の取材・執筆した静岡県沼津市の「加藤学園暁秀初等学校・英語イマージョンコース」の特集が掲載されています。チャンスがあれば、ぜひご一読ください。その取材以来、すっかり虜になってしまった「イマージョン教育」について、ちょっと書いてみます。

加藤学園のことは...
以前から「噂」..本当に口コミで、ママさん友達のあいだの話として、聞いてはいました。しかし、実際に訪問し、見学させていただく機会を持ち、私は本当に感激したんです。小学6年生で、ここまで英語ができたら、あとは中・高で伸びるだけ伸ばしてやれば、もう、本当にいうことナシなんじゃないか、と、そんな感じでした。うまく説明できませんが、日本の地を一歩も離れずに、ここまで高いレベルの英語力を付けることが可能なのだ、ということは衝撃的でさえありました。

で、イマージョン教育なんですが...
これは1965年にカナダの幼稚園で、フランス語イマージョンが始まったのが最初といわれています。そもそもこれは、熱意ある保護者たちの希望によって始められたものなんだそうです。学校側としては、そんなことはやりたくなかった。でも、保護者の熱意に押されて、とうとうやることになった。しかし、それでも「満足行く結果が得られなくても学校を攻めません」という一筆を保護者たちに入れさせるほど、消極的だったんだそうです。
いろいろな場面で、結局一番保守的だったりするのが、現場である学校だったりします。加藤学園には現在は中・高とバイリンガールコースが整備されていますが、それが誕生したのも、小学校でイマージョンを受けた生徒たちの保護者が、熱心に「中・高でも続けてほしい」ということを述べたことが大きな原動力になったそうです。
加藤学園でイマージョン・プログラムを立ち上げた張本人であるボストウィック博士は、この学園にやってくる前には、静岡県内の大学で教鞭を執る傍ら、友人にお願いされて、海外からの帰国子女の英語力保持のためのサタデー・スクールの立ち上げに手を貸しておられたそうです。この時にも、英語を勉強するためだけに英語をやるのではなく、別の教科を学ぶツールとして英語を使用して行く、コンテンツ・ベースド・スタディーという方法を提唱し、行ったんだそうです。

イマージョン教育についての詳細は、大修館書店から出ている「バイリンガルの世界」(山本雅代・編)という本に載っています。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4469244406/ref=sr_aps_b_1/250-0430893-9925029

ちょっと堅いですけど、英語ママ必読の一冊だと思います。保護者が先頭に立って勉強して、学校にハッパかけて行く、なんていうのもいいんじゃないかと私は思います。ま、難しいことですけど...。皆さんはどう思いますか?

佐々木南実 2003.12.10.

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